スタッフブログ

 皆さんはじめまして！油忠不動産（株）新入りのＭ野です。

初めてのブログなので何を書いていいやらよくわからなかったので、昨日講師をしてきた「相続支援コンサルタント講習」の事をお話ししたいと思います。

この講習は、（公財）日本賃貸住宅管理協会が実施している講習で、管理担当者が「相続」の知識を深めることにより家主の資産に対する様々な相談事に対応できる能力を身につけ、従来からの「物件管理」から「資産管理」を行うことができる人材を育成していくための講習となっています。

毎年９月に開講し翌年の４月まで合計８回、１日４時間の講習を受講し、５月に行われる認定試験に合格すれば晴れて「相続支援コンサルタント」として認定される流れになっています。

「相続」は資産家である家主にとっては避けて通れない大きな悩み事であり、平成２７年度の税制改正により更に身近な問題として近年大きくクローズアップされています。その問題に対して本来最も家主に身近な存在であるはずの管理担当者に知識がなく、何も力になれない状態というのは家主が「この人（会社）ではダメだ」との烙印を押すキッカケの一つになり、そのまま放置しておけば管理会社変更という事にも繋がる恐れがあります。

もう昔のように言われた事だけを黙々とこなし、とりあえず満室にしておくだけでは家主の真の満足は得られません。これからは家主の様々な相談事に対応できるスキルを持ち合わせた人材だけが選ばれる時代へと移行しています。

昨日はそのような人材が一人でも多く誕生してくれることを願いながら、つたない説明しかできませんでしたが頑張って講師を務めてまいりました！